底の美学2006年04月14日 00時15分54秒

 
カングーは商用派生のクルマなので、荷物を積む前提で各所に工夫がされています。

そっけないようで考え抜かれている設えに、感心させられることが増えている昨今。

それらの工夫や思想の高さは、美しさにもつながっていると思います。
細かいことはいろいろあるのですが、一番美しいと感じるのは目線からは全く見えない車体の底面。
見事なまでにフラット。

商用ベース車にまで徹底した思想を反映させているところに、ルノーの強い意志を感じます。

カングーを購入するに至った要素の中で、底の美しさというのは大きなポイントでした。

コメント

_ ☆GP。 ― 2006年04月14日 13時30分11秒

スペアタイヤを外に積むというのは本来正しいのですが
なかなか理解されにくい要素です。

カングーは狙っては居たのですが
なかなか以前乗っていたのと同じようで踏み切れませんでした。

_ ミヤモト ― 2006年04月15日 01時00分09秒

日本の大手自動車会社も、ルノーを相当研究しているようですが、まだまだですね。

気合の入った日本のクルマに、最近会ってないような気がします。

国産車の中で私のイチ押しはRX-8です。
頭抜けてます。

_ GGVK ― 2006年04月15日 10時54分32秒

一番美味しい1年半15,000km程度で手放したから、
更に良い印象だけが残っているのかもしれませんが
RX-8は、今見ても乗れる環境にある人が羨ましいです。

斜め後ろから見た感じが、なんとなく煮詰めきれて
ない印象は受けますが、そこがまた実験車的で、
アバタもえくぼでしたが、最新ロードスターにも、
その不整合感を感じました。ロードスターは初代
が良です。

_ ミヤモト ― 2006年04月16日 01時37分56秒

現在の日本車はスポーツカー不在といわれてますが、8は立派なスポーツカーだと思います。

ミニバン大国となってしまったので、存在を認めさせるのは困難かも知れませんが、クルマ好きには乗ってほしい1台ですね。

_ アイスストーン ― 2006年04月16日 10時46分21秒

車体の底面がフラットなのは、ルノーに限らないと思いますよ。我が家のメルセデスもオペルもフラットですから。欧州車としては比較的スタンダードな事だと思います。

どこぞの記憶では、トヨタはそうはなっていませんでした(確かオペルとの比較をしてたサイト)。

_ ミヤモト ― 2006年04月17日 01時28分00秒

ヨーロッパの良い文化ですね。

見えないところに気を使うのは、粋で素敵です。

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