レミーのおいしいレストラン2007年07月29日 00時17分46秒

2007/07/28(土) 【シネマイクスピアリ】

PIXARには過去の満足度も含めて、大いに期待してます。
それはストーリーを最も大切に考えている点と、キャラクターの造り込みの深さ。

今作もその点では合格。

だけどキャラクターの心の描写があまりできていない。
淡々と進んでいく展開に唖然としてしまう。

心のスイッチが入る瞬間を巧みに描写することがPIXARの名人芸なのだが、そういったシーンは全くナシ。

高級レストランが、家庭料理で勝負をして評価を得るというところが感動させどころなのかとも思ったが、でも、伝わらない。

ヨーロッパに、というかフランスに媚びた作品、不振のフランスパークのための支援作品なのかも。

アニメのクオリティは高いけど、メリハリのない作品です。

本編前のショート作品は良かったです。

自己評価金額:\1,500-

コメント

_ ― 2007年07月29日 07時41分48秒

好対照のご評価にも関わらず、トラックバックをありがとうござました。(礼)
ミヤモトさんが秀作とお考えのピクサー作品「トイ・ストーリー」を、折を見て観てみたいと思います。
その節は、またご意見を頂戴できると幸いです。(礼)

_ ミヤモト ― 2007年07月29日 20時19分38秒

PIXARは初期作品の方が気に入ってます。

この監督でいえば『アイアン・ジャイアント』(ワーナー)ですね。
内容は『ジャイアントロボ』のパクリですが、心の描写が見事です。

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_ 触媒社長の、「満足は人を救う!」。<有限会社キャタリスト公式HP> - 2007年07月29日 07時34分04秒

ピクサー・アニメーション・スタジオという映画制作会社がある。
知人の話によると、同社は、昨年ディズニーの子会社となったが、googleと同様、超優秀エンジニアの宝庫だという。

そのピクサーが、最新作「レミーのおいしいレストラン」をリリースした。
私は、超優秀....