Alfa&Romeo Vol.182008年09月07日 01時08分43秒

   
表題の雑誌が送られてきた。
メモ書きなどがなく、誰からなのか、目的もわからない。

かつてアルファロメオに乗っていた時期があり、このシリーズは数冊持っている。
2004年の春に発売されたVol.7が最も新しく、それ以降の号は書店で表紙を見かけると手にとってパラパラした程度。

送られる身に覚えがないが、友人が編集に携わっているので、その辺りかと察し電話。

送り主は電話先の友人だった。

ある想いがあり、送ってくれたことを知った。
その想いを受け止め、雑誌の内容には正直興味はないがブツは大切にすることを決めた。

友人は私が人生を変えるきっかけになった7年前のある出来事を目撃している数少ない一人だ。

今度は私が友人のチャレンジを見守る番なのだと思う。



せっかくなのでアルファロメオの話しを少しばかり。

私が一番好きな車種はALFA75(1985-1992)。

75とは縁がなく、所持することはなかった。
ニアミスは何度かあったが、こちらの体勢が整ってなかった。
そして、今後も所持することはないだろう。

パッと見、とても不細工に感じる外観スタイルがだが、4ドアセダンにして、強烈な個性と彫刻的な造型美を合わせ持っている。

いまだ75よりも格好良いと思えるクルマはない。

4ドアセダンの市販車で、特別仕様でもなんでもないのにエンジンが吼える。
これも75以外にないだろう。

その後、後継車種の155が外観スタイルのテイストとエンジンの吼え具合を少し継承しているが、75には全く及ばない。

20代中盤の頃、75の生産が終了している。
ファイナルモデルを購入したかったが、当時はそんな状況になかった。

30代中盤にして奇跡的な75との出会いがあった。
その時も決断を下せなかった。
もしタイムマシンがあれば、その時に戻ってみたいと子供じみたことを今でも想う。

その数年後に75オーナーの方と出会い、私の155としばらく交換しようという粋なプランがあった。
しかし、先方の75が不調になり計画倒れになった。

1年に一度あるかないか、走る75を見る度に様々な想いが過ぎる。

コメント

_ ☆GP ― 2008年09月07日 22時30分53秒

このときに戻ってやり直すことが出来たら今がどう変わっていたか?
これ私もたまにあります。

_ ミヤモト ― 2008年09月08日 11時43分31秒

出逢った瞬間に即断をしなくてはいけないことが何年かに一度あります。

この時のことを想うと今でもドキドキします。

_ GGVK ― 2008年09月10日 23時19分55秒

うーん、気になります。

ちなみに、ウチの155は今、不動です。多分昨年同様リレーひとつで解決だと楽観視していますが。

複数台所有が厳しくなってきたので、手放すことを考えていますが、踏み切れません。仏車を手放すという手もあるのですが、いくらなんでも愚かかと…

_ ミヤモト ― 2008年09月11日 00時15分33秒

編集長も交えて、一度 3人で食事にでも行きたいですね。

日本で最も155を大切にしているGGVKさんの迷い発言は衝撃です。
ですが、重荷に考えず、時の判断を大切にカーライフを楽しんでほしいな。

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