ネットカフェ難民の財布2008年07月01日 02時50分32秒

  
地下鉄の駅のホームで財布を拾った。
いや、はじめは財布だとは思わず、ゴミにしては不恰好な物体だなぁと、そんな印象。

ホームに駅員を探すが、誰もいない。
終電間近だったため、やむを得ず自宅の最寄り駅まで一次預かりする。

財布の中身は銀行のキャッシュカードや日雇い労働の伝票が多数、コンサートチケットの半券多数、お店のスタンプカード、インターネットカフェの会員証、ミュージシャンのファンクラブ会員証‥

現金は千円札が若干枚と小銭が少し。

鍵や印鑑や職場の食券のようなものまで。

表題で『ネットカフェ難民』としたが、財布の落とし主がそうかどうかわからない。
ただ、頭をよぎった言葉がそれだった。

健康保険証で年齢の確認ができたが、私とほぼ同世代だ。

この国は少し前まで世界第二位の経済大国などといわれていた。
この国は一体なんだろう。

落とし主にとって、とてもとても大切なモノなのだろう。
一刻も早く、落とし主の元に戻ることを祈っている。

ザ・マジックアワー2008年07月08日 13時15分30秒

2008/07/06(日) 【シネマイクスピアリ】

ブーム。もしくは金儲けの仕組み。
三谷幸喜作品という話題に集まり、プロモーションで集客。

喜劇にしては浅い。

この作風が嫌いなわけではない。
ティム・バートン監督のマーズ・アタック!(1996)は自己ベスト10に入るほど気に入っている。

http://www.magic-hour.jp/index.html

自己評価金額:\1,000-

歪な世の中2008年07月09日 01時23分49秒

新聞向けのコラムの原稿期限が迫っているのだが、エンジンが掛からない。
書きたいことがありすぎて、断片的なキーワードが散らかった状態。

なんとかしなくては。



ここ数日、とても奇妙な話しが身近にあった。

ある中堅飲食企業が後継者不足で、新社長を探していた。
業績が優秀な企業だけに、うまく新社長にバトンが回らないと、飲食業界にとっても多少の損失になる。

企業はこともあろうか銭ゲバファンドに相談をしたらしく(恐らく銀行筋から)、ファンドは一流ヘッドハンターを使って新社長を探した。

ファンドというのは乱暴に言えば、手段を選ばずお金儲けを考える人たち。
そんな輩の仕切りなので人選は『人』よりも『時間』が優先され、熟考されずに早々と新社長が決まった。(正確には現時点では内定)

こうやって世の中は歪んでいくのだ。

とはいうものの私は企業や店舗の『歪直し屋』なので、このような歪な話しが存在しなければ生きてゆくことはできない。

銭ゲバファンドに感謝するべきだろうか?

壊すのは簡単2008年07月12日 02時23分40秒

山本モナさんについて、複雑な想いがある。

お世話になっているラジオ局で、午前中に私が出演させていただく番組、午後はモナさんの出演する番組が同じスタジオから放送され、時折姿を拝見していた。

しかも同じ椅子、同じマイクを使う関係。
(と一方的に想っていた)

モナさんは2006年秋、人気報道番組の看板キャスターに採用された直後、スキャンダルで降番となり、しばらく活動自粛期間を経て、復帰の仕事がこのラジオ番組。

その後の活躍はテレビで姿を見ない日がないほどの破竹の勢い。

一度、つまずいた後の仕事は、力が入ってしまうものだろう。
あきらかにハイペースかつムチャをしていたと思う。

パーソナリティの売り方を誤っているとは感じていたものの、私がそんなことを言える立場にも環境にもない。

初対面では慎ましい第一印象を持ったものの、いつしか品のなさに引っ掛かりを覚えていた。
女版みのもんたを目指しているのだろうかと思うほど。

このままだとつまずくだろうなぁと、そんな矢先のスキャンダルだった。

彼女の肩を持つわけではないが、メディアの世界は混沌としていて、歩くのが難しい世界だと思う。
押し引きの微妙な加減が求められ、そして誘惑が多い。
尖らなくては存在が立たないし、尖りすぎると煙たがられる。
ギラギラ、ギトギト、ベチョベチョ、落とし穴や掌返し。
まっすぐに歩くことは簡単ではない。

私のようにメディアに不慣れな者は、常に発言に迷いが生じてしまう。
この問いかけには、どう返したらよいのだろう??
ビジネスの会話では迷いなく歯切れの良い発言ができるのだが、対メディアだと戸惑いだらけだ。
最近は開き直って好き勝手が言えるようになってきたが、私の性格はメディア受けが悪いと思う。

しかし、それにしても今回のモナさんのスキャンダルは救えない。
日本のおバカ国民が大喜びしそうな、かつ、自分の価値を磨耗させる愚かな行為だ。
同じ過ちをこうもマヌケに二度繰り返すことは救えない。

彼女がスポットライトを浴びる陰で、どれだけの人が地味な努力をしていたことだろう。

ビジネスの機会でも、こういうことは割りとある。

こういう残念なことは残念ながら救えないものだ。
本当に残念。

朝日新聞のF1記事2008年07月15日 12時59分15秒


7月15日の朝刊にカラー写真付きでF1記事が載っていた。

朝日新聞はレース毎にリザルトが小さく掲載されているが、このタイミングで大きな記事が出るのはナゼだろう。

● 編集者にF1マニアがいる
● スペースが余ったので埋めるため
● F1ブームを再燃させようとしているため
● フジスピードウェイのチケットの売れ行きが悪いため
● トヨタに気を使っているため

日本人フル参戦ドライバー1年目の成績表では『タキ井上』の記録が抹消されずに掲載されている。(フジテレビよりはメディアのあり方として正しい)
鈴木亜久里の最高位『予備予選』というのは、現代のF1ファンには理解不能だろう。

やっつけ作業2008年07月18日 02時07分33秒

  
画像に解説は不要かもしれないが、クリーニングから上がってきたワイシャツである。

日本の手仕事というのは、緻密で正確で心がこもって暖かいというのは既に過去のことなのだろうか。

作業者も問題だが、これを顧客に渡せる取次ぎ店も問題。

昨今、近所のクリーニング屋と絶縁宣言(某新聞のコラム参照)をしている私だが、こうして利用したくない店が増えていく。

この国はネズミの走り回る作業場でケーキを作ったり、毒素に化学変化した牛乳を販売したり、護衛艦で旅客機を打ち落として原因不明としたり、耐震偽装の確認申請にメクラ判を押したり、納豆を食べると痩せますよと虚偽報道をしたりする。

ワイシャツの襟が折れてプレスされるくらい、かわいい話しなのかもしれない。
だが、大きな失敗は小さな失敗の延長線上にあることが多いものだ。
見過ごしてはいけないと思うのです。

ミル・マスカラスTシャツ2008年07月28日 12時07分20秒

  
昨年くらいからセレクトショップなどで見かけていたマスカラスTシャツ。
柄や色のバリエーションが豊富。

中年層だけでなくマスカラスを知らない世代にもウケているらしい。  

ということで画像のTシャツを購入。

グリーンは息子用。

http://brandindex.goodspeedinc.com/?cid=2401
(コチラで紹介されている以上に柄や色のバリエーションがある)


先日公開した『ストレス弁護士』は諸般の事情で取り下げました。