2007 IRL 第3戦 決勝 【INDY JAPAN:茂木】2007年04月23日 13時07分53秒

 
もてぎのレースは荒れ展開が多かったのですが、今年はマトモでした。

速いものが勝つ、戦略に長けたものが勝つ、運を味方にしたものが勝つ。

ラスト10周の時点で優勝の可能性を感じさせたドライバーが7名ほど。
最後に盛り上がりがくるのがIRLの面白いところです。

観るならE席、これは確信しました。
オーバルコースを縦長に目視できるので、全体の流れをつかむのに最適です。
330キロで疾走するマシンが、こちらに向かって進入してきます。

レースの感激度とは裏腹でイベントとしてはジリ貧傾向。
かつては HONDA VS TOYOTA( VS とりあえずシボレー)の戦いだったので、企業間の面子があってイベントを盛り上げてましたが、そういう気配はなかったです。
パンフレットの作り方も雑。
グッズの投売りなど、投げやりなヤケクソ感も露わです。

レース後に会場内でのんびり時間を過ごし、ホテルで腹ごしらえ。
近くのテーブルには太り過ぎでF1のシートに座れなかった人や11の人や10の人、27、7、9の人たちが和んでました。
レースの余韻というよりは、早く食事を終えてロッポンギに乗り込むぞ! という空気。

七光り4世は長身で驚くほど足が細い。レーサーを辞めてモデルにでもなった方が良さそうです。

レース終了後にヘリで東京入りするF1ドライバーと比べて、団体バスで東京に向かうIRLの人たちは健全ですね。

コメント

_ アイスストーン ― 2007年04月23日 23時31分21秒

先日はありがとうございました、文章を見てちょっとニヤニヤしてしまいました。

>観るならE席、これは確信しました。
僕にとってはE席はあまり良いように思えませんでした。第一~第二ターンにロマンを感じません。

むしろ、もてぎは第三ターンの攻防が見所だと確信しました。

今回もカナーンがウェルドンを抜いた後の、ウェルドンが先に給油してカナーンが後で給油から本線復帰直後の第三ターンの攻防と、
同様の状態で最後の給油から本線復帰直後の第三ターンの攻防がハイライトだったと思います。

ここ4年の中で焼きついているのは、二年前のシェクターとカナーンの残り50週からのリスタートでの攻防です。あれは強烈でした。

_ ミヤモト ― 2007年04月24日 00時24分48秒

そうですね。唯一の減速ポイントの3ターンがキモ。
3ターンの手前にロードコースのトンネルがあり、路面がうなってるらしいです。

1~2ターンで勝負を仕掛ける人がいなかったですね。
唯一の見どころが、オープニングラップの日本人ドライバーの単独スピン(クラッシュ)でしょうか。
テレビでは会場内から『ため息』というニュアンスでアナウンスしてましたが、現地では『失笑』だった記憶があります。

2005年のシェクターとカナーンはシビレる戦いをしてましたね。
この年からDVDの発売がなくて残念です。

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://nikoniko.asablo.jp/blog/2007/04/23/1460514/tb