平塚、小田原2008年08月02日 00時49分48秒

    
に出掛けた。

平塚と小田原にはインテリアデザイナーとして駆け出しの頃に設計を担当した店舗がある。

既に20年近くが経過しているので、店は既にないだろうと予感していたが、もし残っていれば過去の自分の作品から今の自分を見つめ直せればと思った。

平塚にも小田原にも店は現存していなかった。

一般的に店舗は5年以上続ければ成功と考えることができる。
この2店舗がどのくらい続いたのかは知る由もないが『ナイ』という現実を確認できたことは良かった。

これで20代中盤頃に設計した店舗は全て現存していない。

一方で竣工後10年以上を経過して、営業を続けている店舗が幾つかある。
これは運営を担当している企業に感謝。

在りし日の店舗が現存しないことは、自分の恥部の証拠隠滅でもあり、良かったような寂しいような複雑な思いだ。

スピード・レーサー2008年08月03日 00時56分58秒

評判が悪く早くも打ち切りになった劇場が多い。

ここに乗せるのを忘れていたが、10日ほど前にシネマイクスピアリで観ている。

オリジナルアニメの『マッハGOGOGO』のイメージを大切に造っていて感心した。
酷評をする人の気持ちもわかるが、これはこれでマッハGOGOGOの現代版リメイクとしてシッカリ出来ている。

今、丁度オリジナルアニメをTOKYO MXテレビで再放送していて、時々息子と観ている。
http://www.mxtv.co.jp/mach_gogogo/

ストーリーやアニメの質はお世辞にも褒められないが、マッハ号は格好イイ。
40年前にしてこのスタイルはぶっ飛んでいる。

息子の目にも新鮮な作品として映っているようだ。

自己評価金額:\2,050-

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国2008年08月03日 01時31分38秒

そういえば、この作品も観ている。

コメントを書く気が失せて、スピード・レーサーまで書かずにいた。

公開初日に観た息子から『最後に宇宙人が出てくる』とオチを聞いていた。

覚悟はしていたが、過去のシリーズ作品に泥を塗るダメっぷり。

自己評価金額:\600-

来年のINDY JAPAN2008年08月05日 01時08分01秒

は秋に開催される。
9月19日(土)が決勝のようだ。

初開催の2003年から常に春開催。
我が家の春の行事のひとつが秋に引越しである。

例年のもてぎであれば、秋はmotoGPやSUPRE GTやアエロバティックス開催のタイミング。
これらのスケジュールも影響を受けるだろう。

そして来年はF1が鈴鹿開催に戻される。
こちらとも日程が近いことだろう。

もてぎと鈴鹿は同じ会社が経営している。(ホンダの子会社)
うまくイベントを盛り上げていただきたいものだ。

どっちから見ているのか2008年08月06日 00時04分10秒

常々疑問に思っていたことがひとつ解決した。

それは『中国人はなぜ笑顔がないか』。

数年前に上海を訪ねたとき、中国人の無愛想振りには驚かされた。

滞在期間中、なんとかして中国人の顔に微笑をつくろうと対面する人に仕掛けたが、成功率は極めて低かった。(ゼロではなかったけど)
それ以降、この疑問があった。

先日、知人の連れに中国人がいて、なぜ笑顔がないのかを聞いてみた。

答えは簡単だった。

『表情を出さないように教育されている』。
中国では笑顔を出すと社会的に不利になるらしい。

つまり笑顔がないのは中国人のデフォルトであり、笑顔の在日中国人は日本向けの仕様なのだ。

逆に考えれば『なぜ日本人はニタニタしている』と映っているようだ。

ここのところ日本では残忍非道な事件が後を絶たない。
このままだと、顔の表情も変わってくるかもしれない。

メディアの弊害2008年08月07日 02時21分03秒

常々歪んだメディアの影響によって様々な障害が生じていると感じている。

過去にもこのブログやらあちこちらやでメディア批判をしているが、今日は知人のジャーナリストとの雑談の中でメディアの弊害の話しになった。

話しの発端は約2ヶ月前に秋葉原で起きた惨事。

あの事件のメディア報道は、原因の根源と推測されることを伏せている。
揃いも揃って限りなく100%に近いメディアが。

そのことはこんな場末のブログで書くまでもないことなので、これ以上触れない。

知人と意見が一致したことは、この事件は報道をするべきでなかったのではないか、ということ。

あの事件ではあらゆるメディアが大きく取り上げ、その結果、幾つも連鎖反応と思える凶悪事件を引き起こしている。

過去にも大きく取り沙汰されたショッキングな事件は、連鎖する事件へつながっている。

人は前例に習う習性がある、良くも悪しくも。


私は頻繁に秋葉原に出掛けるが、あの事件以降、常に嫌な気持ちになる。

これは最近知ったことだが、あの事件で友人の会社に新卒として入社が内定していた若者が命を落としている。
日本を代表するクリエイティブな企業に入るはずだった金の卵が、救いようのないアホのよって命を落とした。

そしてその報道を見た別のアホが連鎖する事件を起こしている。

この報道は知らずに済むのであれば、その方がよかった。

少数派の声と信じたい2008年08月11日 02時04分05秒

  
これらは警察へ問合せがあった事例だそうだ。

警察がナニをするところか理解していないことと、自分でなんとかすることを放棄しているとしか思えない。

飲食店で食事を済ませた頃、自前のゴキブリを皿に乗せ苦情をいいタダにさせるような手口も実際に少なくない。

おバカなテレビ番組ばかり見ていると、こうなっちゃうんだろうな。

※ 画像はクリックで大きくなります。

ダークナイト2008年08月18日 01時43分54秒

2008/08/16(土) 【シネマイクスピアリ】

アメリカンコミックの映画化でも、スパイダーマンとバットマンは軽いノリではない。

今作も脚本や演出に力が入っている。
タイトルに『バットマン』が入っていないのも、キャラクターに依存しない現われなのかも知れない。

オープニングの銀行強盗シーンの緊張感、ジョーカー役のヒース・レジャーの演技が素晴らしい。

全米で記録的なヒットになっているのは、作品以外の話題が関係しているのかも知れないが内容も悪くはない。

ただ、少し上映時間が長い。
終盤は緊張感が間延びしてしまうし、続きは続編で、という感じの終わり方は不満。

28歳とはとても思えないジョーカー役のヒース・レジャーは血の凍る悪役を見事に演じ、そして撮影後に亡くなっている。
合掌。

http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/

自己評価金額:\2,400-

ダークナイト2008年08月20日 01時48分15秒

2008/08/19(火) 【シネマイクスピアリ】

もう一度、観た。

気に入ったものや、消化不良に感じたものは数回続けて観ることがある。
最近では『バンテージ・ポイント』は3回だったかな?


一度では理解できなかったことがあまりにも多かったことに気付く。

前回の感想で『間延び』という表現を使ってしまったが、これは撤回するしかない。

無駄なくシーンがつながっていることに改めて気付かされた。

正義の中にある悪、悪の中にある正義。
心の葛藤。

劇場内にネイティブの方たちがいて、セリフの掛け合いで結構笑っていた。
シリアスな中にもユーモアが折り込まれているようだ。
字幕を追いかけていると半テンポズレてしまうが、隣人の笑い声で少し理解度が深まる。

もちろんアメリカンコミックがベースなので、突っ込みどころはたくさんあるが、そこはバットマンなので。

http://wwws.warnerbros.co.jp/thedarkknight/

自己評価金額:\10,000-

闇の子供たち2008年08月21日 03時06分46秒

2008/08/20(水) 【109シネマズMM横浜】

タイ王国で起きている幼児虐待と医療目的による人身売買をテーマにしている。
自分がよければ弱者が犠牲になることは問題ないという歪んだ考え方だ。

これらの需要に日本人が大きく関わり、健全な日本人がそれらの浄化を試みるも無力さに伏せる。

テーマはまさに現代の『闇』であり、様々な抵抗があったことと思うが作品化されたことは敬服する。
極僅かの劇場でしか上映されないことも、いろいろな『闇』と関連しているのだろう。

日本人は自粛と発散のバランスが悪いと思う。
自分や知人も含めてそのような人が多い。

タイへは2回ほど旅行で行ったことがある。
作品ではタイの空気感を上手く表現している。
スクリーン越しに気温や湿度を想い出した。

観る人に大きな衝撃を与えることは間違いないだろうし、このような作品ができることは素晴らしい。

とポジティブなことを書いているが、シラケさせるシーンも目立った。
西部警察のようなクルマの爆破のシーンはいらない。

衝撃の大きさに惑わされそうだが、映画としては軸ブレを感じるシーンが多い。

ラストシーンはとてもわかりにくいが、身も凍る衝撃シーンで終わる。

誰にでもある心の闇。
ダークナイト(バットマンの新作)と共通したテーマだ。

http://www.yami-kodomo.jp/

自己評価金額:\2,200-