世界遺産 ナスカ展2006年05月26日 22時20分34秒

上野の国立科学博物館で開催中の展示会に行きました。

会場内でいきなり "ナー、スカッとするだろ。″ という駄洒落のポスターを発見し首を傾げるも展示は真面目でした。

ナスカといえば謎の地上絵しか想い浮かばない私ですが、地上絵の知識はほとんどありません。

地面に転がっている石を避けるという、極めて原始的な手法で描かれた絵だということをはじめて知りました。
雨が降らないので、千数百年前の作品が現存しているそうです。

展示は土器や織物、ミイラもあります。

今回の展示で私が一番関心を持ったのは、古代ナスカ人が頭蓋骨の切開手術をしていたことです。

頭蓋骨をくり貫いたサンプルが3体展示され、手術後もそれなりに生きていたと思われる痕跡があります。

古代ナスカ人は原始的な手法で精巧な絵を描いたり、人の脳ミソいじったり、恐るべきテクニシャンだったようです。


オフィシャルサイト ↓ はチョットゆるめです。

http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2006/nasca/tenji.html