世界最速のインディアン2007年01月19日 02時18分37秒

2007/01/18(木) 【一ツ橋ホール 神保町】

心情的には支援したい作品なのですが、応援のしようがありません。
脚本の悪い作品です。

実話がベースらしいのですが、あまりにもな美談仕立てです。
全てをポジティブ思考で乗り切って、成功してしまうのです。

サクセスストーリーは苦悩や挫折を経て、勝ち得たものでないと刺さらないですね。
きっと実話にも辛いことがあったと思うのです。

記録計測中に300キロオーバーで走るバイクで大コケし、シャツを擦りながら滑っていくのですが怪我ひとつないんですよね。
(脚の火傷は排気管の熱なので転倒とは別)

細かいギャグやユーモアはスパイスとして効いてますが、ドラマがありません。

作品の内容ではなく、告知で盛り上げようという『ゲド戦記』と同じ戦略かぁ。
ガッカリだよ。

劇場の椅子もヘタレてました。

自己評価金額:\1,800-