幸福な食卓2007年01月23日 00時07分15秒

2007/01/22(月) 【サイエンスホール 竹橋】

揃いも揃った大根役者。
脚本も良いとはいえない。

スポンサーのロゴがイヤらしくスクリーンにチラつき、終盤は人の死でお涙頂戴。
とどめは人気主題歌で締めくくり。

作品としては褒めることが難しいです。

ですが主演女優(新人?)の初々しさが独特の柔らかい雰囲気を出してます。
全てがそれに救われます。

もしや大根っぽさも雰囲気を活かすための演出なのか?

自己評価金額:\2,700-

不都合な真実2007年01月23日 23時10分52秒

2007/01/23(火) 【TOHOシネマズ 六本木ヒルズ】

地球温暖化防止を訴えるプレゼンテーションフィルム。

私は環境問題に取り組んでいる企業と仕事をしているので、地球がどのような局面に追い込まれているか多少の知識を持ってました。

日本国民が地球の現状を知る、よい機会となるでしょう。

内容はアメリカ国民向けに作られているので、『今のアメリカは悪、地球を守ろう』という内容です。
日本のことにも触れていますが扱いは小さく、ダメな国だが大手企業は努力しているという感じ。

実際には日本も地球環境を破壊している首謀国のひとつで、国民の環境への意識は高いとはいえません。

政治家だけに唸るほどプレゼンテーションがうまい。
惹きつけ方のお手本を見ているようでした。
学んだことは

 ・ 分かりやすく話す(グラフやイラスト、写真を使う)
 ・ ユーモアを折り込む
 ・ 根拠を示す
 ・ メリハリと適度のアクション

日本にもこの手の政治家がいたらいいのに。

自己評価金額:\10,000-(プレゼンテーションの講師料)
※ 映画としては評価不能。


地球環境のことをアメリカ発のフィルムで認識させられるのは、情けないことです。
日本は環境改善を世界に約束してますが、実際は破壊を促進している国。
大企業はCO2削減を無理やり押し付けられてますが、国民にはピンときてないと思います。

近年の世界的な異常気象は、人間の文明が地球環境を急速に破壊させた歪です。
日本のテレビ局は捏造番組ではなく、もっとやることがあるだろう。