マエダさんに電話する2009年06月04日 01時07分22秒

マエダさんとは、縁あって暮れに一度食事をご一緒したことがある。
それ以来、ご無沙汰していた。

多忙な人だとわかっているので、むやみにこちらから連絡はしない。

ふと、これはマエダさんに意見を聞くことが適切と思える事態があった。

そこでマエダさんにメールを送る。
『暮れに銀座の飲食店でご一緒させていただいたミヤモトです。(中略)そんなわけで、よろしければ、ご指定の場所にうかがいますので、ぜひ僅かでもお時間をください。』と会いたい旨を伝えた。

一週間経ってもメールの返信はなかった。

これは電話をするしかないかな、とマエダさんに電話する。

電話を受けたマエダさんは私のことがわからない。
それは無理もないこと、5ヶ月前にたった一度食事をした人を瞬時に想い出す自信は私にもない。

自己紹介と電話の意図を話すと、幸いすぐに私を認知してくれた。

さらにマエダさんは『ミヤモトさんが何を話したいかわかるような気がします。恐らく私も同じことを考えています』と続けた。

電話の翌日、マエダさんとお会いした。

マエダさんは開口一番『凄いタイミングで電話をいただいたと思ってます』と。
そして私が聞きたかったことを先に聞いてきた。

同じことを考えていたのだ。

二人で出した結論は『確実に起こるであろう大きなアクシデントも、事前に対策し回避することはできない。アクシデントが不幸中の幸いであることを祈る』ということ。
わかりやすい表現をすれば『馬鹿につける薬はない』。

その手のことは世の中にとても多い。

戯言なので深い意味は気にしないでください。