2008 IRL 第3戦 決勝 【INDY JAPAN:茂木】22008年04月26日 01時51分58秒

   
レース延期が発表され、苦情ラッシュが起きた。
『チケットを払い戻せ』、『宿を用意しろ』、『明日の交通費を出せ』、『プロなんだから多少路面が濡れているくらいでやめるな』、『レインタイヤを履いてやれ』‥
いろんな意見が飛び交い、対応に追われるスタッフ。

苦情を正面から受け止め、真摯に対応しているスタッフの姿勢には胸を打たれた。
昨年のトヨタグランプリで苦情をヒラスタッフに押し付け、携帯の電源を切っていた富士の対応とは雲泥の差だ。

そもそもこのような苦情は、日本人がオーバルレースを理解していないから起きている。
INDY CARは路面が濡れていては危険すぎて走れない。

土曜日に路面のコンディションが悪ければ、日曜日に延期することは最初から決まっていたことだ。
日曜日に来場できない人が腹を立てるのはわかる。でも、それはあきらめるしかないのだ。
小学生や中学生と思われる団体が多数来ていたが、レーシングカーが走るところを全く観れずに帰っていく姿は気の毒だ。
また、機会があればサーキットに来てもらいたいと思う。

ということで土曜日は益子のペンションに宿泊。
茂木界隈で最も気に入っている宿で家族も大喜び。

ハードも暖かく上質な雰囲気だが、オーナーの素朴な性格が魅力的。
ペンションのオーナーがかつて別の宿で働いている頃からの縁なので、かれこれ5年くらいの付き合いだろうか。

もし、土曜日にレースが行われていれば、日曜の朝はゆっくりと大好きな雰囲気の中、朝食や珈琲を楽しみたかったのだが7:30にはサーキットに向けて出発。
朝食はやむを得ず、最寄のローソンで調達したおにぎりやパン。

8時には南ゲートから会場入りし、南滑走路に隣接しただだっ広いアスファルト敷きの駐車場へ。
例年であれば中央エントランスまでシャトルバスが送迎してくれるのだが、今年は南方面からのバスがない。

気温は高くないが雨の気配はなし。
コースの湧き水も止まっているようだし、開催は間違いない。

それにしても人が少ない。
土曜日と日曜日のレース開始予定時刻の埋まり具合をE席で比較してみよう。(画像はクリックすると大きくなります)
主催者発表の来場者数は土曜日6万5千人、日曜日5万人だが、土日の差はそんなもんじゃない。

オープニングセレモニーは昨日やっているので、淡々とレース開始時刻を迎える。

【眠くなったのでここで切ります、さらに続く】