レーサーの死2006年06月07日 00時04分26秒

 
黒井 尚志 (著) 双葉社

表紙や冒頭で知名度の高いセナを題材にしているものの、本当に伝えたいことはセナの後の章に感じます。

人は立場や状況的にNoと言い難い場合があります。
レーサーは自分にリスクが向き合っていても、走らなければいけないことがあるのだと思います。
ですが、リスクを承知の上、人間を使って実験をすることはあってはならないことです。
企業は有能な宣伝マンであるハズのレーサーを、最大限守ってあげる必然があります。

コメント

_ ☆GP。 ― 2006年06月07日 08時26分20秒

人は使い捨てと思っている企業が結構あります。

_ アイスストーン ― 2006年06月07日 08時52分14秒

目先の欲でライバルに特攻するレーサーもいましたね。
シューマッハの特攻失敗でシーズンポイント剥奪は比較的新しいですが、それよりも前に日本で(今よりも遥かに危険な車で)特攻に成功したドライバーを知っています。

_ ミヤモト ― 2006年06月07日 22時34分55秒

フェアな人が評価される世界であってほしいですね。

F1のオーバーテイクを見て関心することは、抜かれるレーサーの技量の凄さです。
負け役が上手くないとレースにならないと思います。

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_ 鴉工房 - 2006年06月07日 13時55分20秒

先日お知らせした「わくわく観察図鑑」の仕事が一段落したのだけど、次の仕事(複数)...

_ 触媒社長のサティスファクションプロデュース論<有限会社キャタリスト公式HP> - 2006年06月14日 19時59分49秒

アット・エイドの宮本社長が絶賛していた「レーサーの死」(黒井尚志・著) を読んだ。
私は、この本を読んだ直後、何とも言えない虚無感に襲われた。