ナナメ考察

　
スーパーアグリ（以下、SAF1）は終わってよかったと思っている。

参戦の準備があまりにもやっつけで、綱渡りのような状態でいたからだ。

この2年数ヶ月、SAF1が参戦していることに哀れみを感じていた。
F1に哀愁は似合わない。
ドロドロのわけのわからない駆け引きや強引なルール変更などは笑って見ていられるのだが、資金難が話題の中心になることは笑えない。

お金をむしられるために参戦している状態で、関係者にまで傷口を広げるようなことはするべきではない。
無責任に継続を押すことはファン心理としてわかるが、私は白タオルを投げ入れる想いだった。

チャレンジして失敗することは素晴らしいことだが、身の丈を知らずに飛び込むことは賛同できない。

くしくもSAF1と私の設立した会社は創立時期が近い。
比較することはおこがましいが、亜久里さんと私は同じ時期にナニかをはじめようと思っていた同志であることは間違いない。
あまり傷付かずに、持ち前のポジティブ200％で今後もナニかやらかしてほしいものだ。

　※　画像はSAF1オフィシャルサイトから