ふみ子の海2007年10月28日 01時30分52秒

2007/10/26(金) 【シネスイッチ銀座】

盲目の幼女が成長していく話し。
実在の人物の実話に基づいているらしい。

主演の子役の演技は素晴らしい。だが、他の盲目役の演技は『目が見えている』。
これでは観ている者をスクリーンに引き込むことは無理だろう。

不幸を背負った主人公が前向きに生きるということで、感動を呼ぶことはできる。
しかし、ディテールがないので、薄っぺらく感じてしまう作品。

自己評価金額:\1,300-

コメント

_ カツミアオイ ― 2007年11月15日 18時40分44秒

 こんにちは、TBありがとうございました。

 そうなんですよねー。師匠のキャラなど、素材はいいのですけれど、ありきたりで描写が薄いんですよね。80年代くらいの漫画的に私は楽しんでしまいました。(そうそう、こうなるよね~!みたいな)

 盲目の子どもの演技(というか、実際に目の見えない子どもを使っている)としては、同時期にやっている「ミルコのひかり」がケタ違いでした。
 あちらはでもフィクションらしい盛り上がりに欠けたから、足して二で割るとちょうどいいのかも。

_ ミヤモト ― 2007年11月15日 23時53分29秒

良い素材だけど、調理方を間違えちゃったような映画に感じました。

限られた範囲で努力しているのはわかるのですが、それが逆に痛々しい作品でした。

映画には総合芸術要素プラス告知力がないとヒットは難しいですね。

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_ 映画「ふみ子の海」(シネスイッチ銀座10/13-公開)応援ぶろぐ - 2007年10月29日 07時41分38秒

絶賛絶賛じゃボクみたいなへそ曲がりな人は引いちゃうだろうし
『どれどれ、どっちが本当か見に行ってみるか』ともならないでしょうから
辛口探してるんですけど、ほんと無いんです。うそじゃなくて。
批評になってないのも含め5個ぐらいでしょうか。今までずっと探してきて。

_ EncycRopIdia 〜漫画・映画・書評・グルメなどなど - 2007年11月07日 11時18分58秒

 '''あらすじ'''

 目が見えない、そして、女性。

 昭和という時代は、あまりに過酷で、しかしそれでも光があった……。


 全盲だが、賢い'''ふみ子(鈴木理子)'''は、昔まぶたの中で「見た」海にも、自立にも、学校にも憧れる少女だった。

 だが、貧しさでそれは無理とさとった彼女は、'''母チヨ(藤谷美紀)'...

_ ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!! - 2007年12月17日 19時59分12秒

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