俺は、君のためにこそ死ににいく2007年05月13日 22時48分05秒

2007/05/12(土) 【シネマイクスピアリ】

敗戦直前の日本軍のやけっぱち作戦『特攻』をテーマにしてます。

手負いの戦闘機に大量の爆薬を積み、敵戦艦に体当たりをする若者の想いを表現したかった作品。

ですが、伝えたかったことは表現しきれてるとはとても思えません。
映画としてはイマイチです。臨場感はさほど感じません。
極限に追い込まれた人間の切迫感はこんなものではないでしょう。

昨年公開された『出口のない海』↓ と同じテーマですが、2作品には雲泥の差があります。

http://nikoniko.asablo.jp/blog/2006/09/19/529324

特攻が現実であることのみ、この作品に重みを与えてます。

現職東京都知事が製作総指揮・脚本です。
都知事の仕事は映画造りに関わりながら両立できるものなのかという疑念。
そしてタイトルのセンスのなさに呆れます。

自己評価金額:\780-

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://nikoniko.asablo.jp/blog/2007/05/13/1505741/tb