福袋2006年12月29日 13時15分00秒

さて、福袋の季節がやってきます。

私のもうひとつの顔『福袋研究者』としてのレポートです。

今を遡ること7年前、福袋の研究をしてました。
約18万円を投じ、様々な店舗の福袋を買い集めました。
当時のレポートはそれなりに好評だった記憶があります。

あれから時は流れ、店舗はより戦略的に福袋をつくり、消費者はネットオークションでの転売を主目的に購入するケースが増えました。

一般的な福袋は、店舗の売れ残り在庫の処分、もしくは福袋用の商品(ミエミエな高額の定価札を付けた商品)で戦略的にお値打ち間を押し付けるものがほとんどです。

つまり消費者がハズレを引くことが、はじめから仕組まれています。

『商業施設士』という微妙なライセンス(取得時は国家認定資格、今は怪しい団体が管理)を取得し、一応シビアな目をもっているとされる私から見て、とてもバリューのある福袋が存在することも事実です。

個人的には倍の値段を払っても『お徳』と思える福袋もあります。

『当たり袋』を選ぶためのノウハウは

・小さな企業が経営する店舗(店舗数は10店舗以下)
・個性的なアイテムを扱っている店舗(自分の趣味と合っている)
・店員の感じが良い店舗
・自分が買い物をしたことがある店舗

こういう考えをベースに福袋を選んでみてください。
福袋には企業(店舗)の姿勢が、そのまんま現れるものです。

それから福袋に入っていた不要な物は、何かの機会に配って廻ると結構喜ばれます。
できれば福袋の残像を引きずらない、春以降だと効果的です。

福袋はほぼ損な買い物をする機会ですが、これらを参考に『小さな福』を掴んでください。